韻松亭にて

上野公園にある「韻松亭」で、第一作業班の少し遅れた新年会が行われた。

2月6日午後6時30分集合。

韻松亭.JPG

集まったのは、K予備役班員、N親方、Y賄い班員、それから客員で第三作業班のKリーダー、そして小生の5人。N作業主任やK賄い班員が仕事の都合やらで欠席となり、T姉御も直前に出張が入って来られず・・・。残念。

風雅な座敷で河豚料理を堪能するなか酒もすすみ、談論風発。声音も次第に高まり、この会がかつて「阿呆の会」と呼称していたのもむべなるかな・・・の風情となった。韻松亭の帳場では『今日は一組かまびすしい客が居る』と話題になったかも。

「この席にF主任シェフが居ればなー」としんみりする時間もそれなりにあったものの、エスカレートする勢いで2次会、3次会へ。解散は深更というか築地人なら起きようかという時間になった。ちょいとくたびれはしたが、楽しい時間だった。蓄積した「第一としての歴史」がなせる業であろう。

各位の手持ちの状況から次回作業班企画の日程は未定だが、今回欠席の人も含めての蓼科での再会がつつがなく行われることを期待している。しかしその時も「作業班」としては手本を示す程度で実働は第三にゆだねる・・・という姿になろうか。時が流れている。わずかな哀歓。

まったく唐突に、「この手のメンバーでSeattleに行ってイチローも観たいな。」という思いが湧く。思えば山荘開設前の阿呆の会はよく海外旅行に行ったものだった。(M商事のMさんに世話になって)。これも実現の具体的なイメージが、今は、無い。儚い夢とまでは言わないけれど・・・。(Seattleの事はまた改めて。イチローへの稿とともに。)

さて再び。時が確実に流れている。班員のそれぞれに降り積もった歳月がそこにある。それでも時の重りを乗り越えて[FシェフがN親方に炭火の熾り具合を大声で尋ねるの図]は実現せねばなるまい。その時、班員それぞれの時間が数年巻き戻される。”働き者”の予備役班員が笑う。賄いチームが活気づく。旨い晩餐と他愛ない会話への期待がふくらむ。夜が香る。

ひとときの山荘マジック・・・・。

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