第一作業班の2010年夏

8月12日〜14日にかけて第一作業班の2010年夏企画が挙行された。

今回参加は、N親方、N作業主任、K予備役班員、Kシェフ、そしてT嬢。常連のY賄い班員は実家孝行で今回は不参加となった。

今回趣旨は「高原の清涼をのんびり味わう」あたりであったが、そこは名にし負わばの第一作業班だけに、庵主が『物置の組立て』というお題も用意していた。銀座を12日昼に出た4人が先着、名古屋夕方発のKシェフが19時すぎ到着。

○この5人(13日朝の撮影)

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12日の夕飯は、先ず予備役班員持ち込みの神茂のはんぺんと蒲鉾、知床旅情帰りのT嬢の土産の北海シマ海老、イクラなど。これに「3.6.9分理論」の大根おろし、削りたての鰹節などが加わり、絶品の酒肴となった。(親方持参の有名豚は、翌日回しに。)

メインは、和久伝の「鱧と野菜の彩り鍋」。これを有次の打ち出し鍋で調理していただく。仕合せな時間の流れ。

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Kシェフはこの夜以降、随所で技を発揮。ついでに「炭水化物ダイエット」なるものの蘊蓄も披露。

この夜はペルセウス流星群の大接近夜であったが、あいにく曇り。それとは別にN作業主任が「最高最低温度記録計」なるものを屋外に設置して、蓼科の冷涼を計器でも確かめたい意向だったが、話題集中せず。これは体感でも十分で「鍋がちょうど良い」くらいのアナログ表現の勝利というか…..。N主任はかつて「鳥寄せ」に執着したものだが、今回はその熱意が薄らいでいた模様。でもまあ、色々楽しませてくれる御仁なり。

翌日13日、一足先に帰京するT嬢の為に昼からダッジオーブン鍋。根菜に、鳥と厚ベーコン添え。第三作業班料理の進化テスト系。これはともかく根菜がめっぽう旨い料理なのだが、肉の味が加わってそれはまたそれでの旨味凝縮ものなり。

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さて物置きの組み立て。

これはかつての、第一作業班の原点となった「スチール本棚の組立てによる”欄ズレ”騒動」のリベンジ企画なり。

先ず自発的に予備役班員はが、部品(とりわけネジ類)を隙間から落とさない為の作業スペースを仕上げたのは流石、年の功?  作業では先に土台部分の水平化をやったが、そこは年期が違うとばかり手製のダンパーですいすいと完了。呼吸がぴったり。

このあとの組立てはKシェフも参加して存外にスムーズに完了した。(欄ズレ1回をN主任がやってしまったのはご愛嬌。)

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「屋根に乗って万歳」こそやらなかったが、完成後の満足そうな写真がすべてを物語っている。

こうして第一作業班は、背筋に過度の負荷作業は遠慮する世代になったとは言え、先達の味を示したのであった。

庵主としては屋内戸袋がすっきりし、この物置に炭とかも置けるようにもなりで、嬉しい完成となった。

夕方から夜、各人読書、風呂などのんびり。蓼科高原的振る舞い。

夜、ぼんやりと飲んで…..。

「10年の歳月がこのチームをつくっている」という想いを強くした夏企画だった。

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