初詣&OMソーラーのこと

2011年正月は一家で蓼科山荘へ。31日に酒井蕎麦を取りにいったあと、出かけた。我が家としては早い出発。自称「一つ屋根の下長い一家」の半恒例行事なり。

初詣では諏訪大社春宮。例年の事だが、長野県の人が皆んな来ているのではないかと思うほどの人出で、ほか他府県ナンバーの車も多く、このお宮の人気が偲ばれる。我が家が参拝した時に、ちょうど威勢の良い掛け声とともに神輿が登壇。縁起良し。

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お賽銭をちょっと奮発したあと、例によって破魔矢を求めた。これは山荘に飾りつけられる。

天気も良く、ぼーっとした正月。そんな中で話題は、再びヤドリギと小鳥。柳生さんの八ヶ岳倶楽部でヤドリギ関連の質問あれこれを致し、丁寧に説明してくれる「木と小鳥大好き青年」に好感。ここでは野鳥の会推薦の鳥の餌台を追加で買い求めて、山荘の枝に2台セットでぶらさげた所、もう餌場を覚えたらしい小鳥がたくさんやって来た。野鳥の本と双眼鏡がひっぱりだこになる始末。なんか嬉しい時間が流れていた。

OMソーラーのこと

いつも感じるけれど、山荘設置の「OMソーラー」(施工:小澤建築工房)は優れものなり。太陽光が暖房や換気をしてくれるシステムだが、この「タダ暖房」(と小生が勝手に呼んでいる)の暖かい風は、まことに身体に心地良い。癒される暖気なり。同時にこれは当然ながら普段滞在していない時も太陽が出ていれば稼動しているわけで、厳冬期に山荘に到着した時、室内がほんのりと暖かいという利点がある。これが無いと冬季は冷え切った部屋を暖めるのに時間がかかり、『その間はブルブル震えていなければいけないので、冬はあまり別荘を活用しない。』(ご近所の老夫婦の話)ということになる。

遡れば、この蓼科山荘建築時に先人の方が何組か見学に来られてOMソーラーの話を聞き、『うちもコレにすれば良かった』という感想があった。そして今も・・・。

利点は他にもある。不在時を含め一年中稼動していて、設定温度達成後のエネルギーは室内換気にまわるので、家の中のほこりが極端に少ない。建設10年余、例えば鴨居のほこりを掃除することはまず無い。 その換気効力の故に、布団類が乾燥しているというのも大メリットなり。よく別荘族に聞かれる声としての「到着したら先ず布団干し」というあれが無い。乾いている布団はご馳走なり。

副次的には、このソーラーのおかげで屋根の雪がすぐ消えるので(屋根の、他の部分にも連鎖)、雪下ろしは要らないということも。これらの幾多の利点を小生のみか家人がすっかりお気に入りで、『これは、もっともっと世に知られるべきもの。東京の自宅もこれにしておけば・・・』といつも。

我が家はOMソーラー応援団一家でもある。

2011年の山荘はこうして始まりを迎えた。

今年もいくつかの山荘物語を期待して、心がわずかにざわめく。

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