国際縄文学協会

このたび 『国際縄文学協会』 (特定非営利活動法人)に入会いたしました。

思えば、山荘の開設で近くの縄文博物館を見学したり尖り石遺跡を見に行ったりしたのが、縄文に興味をもったきっかけでした。それまでは普通の人の歴史認識を超えることはなく「縄文式土器」とか「貝塚」とかを知っていた程度。ところが少し知ると、なんか我々現代人よりは有る意味で「豊か」だったのではないだろうか・・・などと思念がふくらみ、ひとつの憧憬へと転化していったわけです。

入会申込み書には「(縄文の)その長さと、その精神性に興味」と書きました。さっそく会報が送られてきて、このあとは、時おり開催されるセミナーなどに参加予定です。

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その会報に山形県で1992年に出土した「縄文のビーナス」の写真が載っていましたが、そのフォルムにびっくり。驚嘆。  一瞬、現代彫刻の傑作かと思ったほど。あの蓼科の博物館のビーナス(国宝)の素朴な力強さと宇宙的な造形とは別に、繊細なバランス感覚とデザイン性に溢れています。これも重文指定で、大英博物館にも出展されました。(山形県立博物館所蔵)

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よくご覧下さい。適当な言葉が見つかりませんが、ともかく凄すぎませんか・・・。思わずこれを(盗み出してでも?)所蔵して毎日身近で眺めていたいと思わせるフォルムです。

ま、ともあれ、我ら「たまさか蓼科族」としては、せめてその地にあるときなりは、縄文の永久性と精神性にちらっと思いを馳せるべきものだろう、という感慨です。

作業班の名前を 「縄文第一作業班」 とかにすることはありませんけれど・・・。

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