再び、第一作業班

第一作業班の「中核」メンバーが、再びの来訪。10月31日~11月2日にかけての秋企画である。

第二作業班と第三作業班が、いくつかの理由で、現在は、定期的来訪が望めない状況にあり、第一班が連続登場となる次第。  合間は家人である。

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○31日は、K予備役班員とY賄い班員が午後に都心を出て小生宅経由で蓼科へ。空いている時間帯で順調な道中・・・。 諏訪南を降りたら、そこにいきなり”秋”があった!鮮やかな赤と黄色が目に飛び込んできた。いつもながら、諏訪南を降りたとたんの変化に驚かされる。

○夜、N作業主任が「ちょっとだけ遠回り」で到着。

その夜は。神茂のおでん。自由農園で見つけた大ぶりのなめこのおろし(これ、発見!のおいしさ)。

更に、Y賄い班員の手作り餃子も出た。K班員が包むお手伝い。餡が上等の味で、のち『吉田餃子』と名前がつき、名物料理となった模様。 庵主は、水を沢山飲みながらゆっくりと酒を少々。久しぶりに、あの「酩酊感」がやってきて嬉しかった。

○1日午前、N作業主任が、バーナーのデモンストレーションをかねて焼き物に挑戦。K班員が用意の焼き材料3種(秋刀魚、カルビ、大ハマグリ)のうち、先ず秋刀魚に挑戦。

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○N主任の、ひたすら没頭する焼き姿は、もう完全に「Nの世界」で、ま、微笑ましい。(前の夜は早々と、開放感酔いでバタバタしたが、朝は、ケロッとスッキリ顔。)

朝食は、その秋刀魚とキノコ炊き込みご飯、具たくさん味噌汁。秋の味。

○昼にはN親方も到着し、彼には「吉田餃子」付き。炊き込みご飯、親方持参の焼豚、カルビも。

午後、ちょっとした思い付きで「御射鹿池」という名所風?の場所へ。近くに「柏木博物館」もあるから面白かろうという案だったが・・・。地図上では近い博物館と池は全く別のルートで難儀なドライブとなった。(運転は専らK班員だが・・・。) 途中の吊り橋が、紅葉の絶景なのが大きな拾い物だった。

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○吊り橋からのパノラマ

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⇒写真をクリックしてご覧ください。大パノラマ。

○紅葉絶景の吊り橋で、翌日K班員撮影の小生写真、お気に入りになったので、掲載。

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○背景の紅葉は、この写真では伝えきれない広がりと色をもっており、今も目の中にある。

○いわゆる紅葉の名所を凌駕する鮮やかで、奥行きの深い景観は、我らのひそかな?観光スポットとなった。

○余談だが、この景色の中に、いつもの中核メンバーに加えて、あの人この人が加わっている風情を思う。

○夜は、築地「宮川」の鳥肉。すき焼き。 肝がスッキリと美味しく、上質の育成なのがよくわかる。さすがの味だった。 ほかに焼き物練習のハマグリ。Nさんこだわりの落花生の塩茹で。再びのなめこおろし。Kさん差し入れのワイン2本、ほか上等焼酎。定番の真澄。 食後はゴディバのアイスクリーム。わいわい。あとでやり取りされたメールによれば、「年齢相応のほどほどの食事量、酒量」であった。13年の時の流れなり。一人、Y賄い班員が、あまり変わらぬ元気感じなり。

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○2日朝は、ブランチ風の天ぷらと釜揚げうどん。天ぷらは、室内で1日半乾燥させたキノコ、新レンコン、Kさんこだわりの神茂の竹輪・青のり沢山まぶし。竹輪さすがに美味し。レンコンの「新」があんなに甘みのある味だとは・・・。キノコは、種類や乾燥の時間など、工夫が必要な仕儀となった。うどんのはN親方が前回から定番にした2重手間のとろろが添えられた。 優雅な食事タイム。

○さて、解散直後からのメールでは、「あっという間の・・・。」「紅葉を見つける楽しみ。」  それから「わずか数時間であの異なる環境に会える幸運。」などの言葉が・・・。 そして何よりも、お互いがお互いに「ありがとうございました」のやりとりになっているのが、象徴的である。

○13年ロングランのブロードウェイ興行のごとき1班興行は、いつもの安心の、定番の、ほっこりの時間を流していて、解散して少し時が経つと、また、その役者になりたくなる不思議な劇に育っている。

それは、時間が紡ぎ出した舞台だ。

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