二日目の朝。
N親方とN主任は朝早くから仲良くバードウォッチングでテラスに。
この季節にウグイスの声も聞こえる。やはり蓼科の夜は快適で、
東京のエアコン頼みの夜とは全く異なります。この一月余に及ぶ寝苦しさから
開放され、一挙に睡眠不足を解消した思いがします。テラスでいただく
モーニングコーヒー、これもなんかCMに出てくる風景のよう。
今日は今回唯一のゴルフの日。
自分のスコアは相変わらずのメタメタ振りでしたが、庵主様の素晴らしいパットに
感心することしきりでした。
残すところあと3ホールになったところでにわかに暗転掻き曇り、
雷鳴が轟き始める。「まだ遠くですね」なんて暢気に構えていたのが、
突然近くにも雷の大きな音が。あわててカートに乗り込み、一路クラブハウスに
向かう。豪雨の中、次々に帰参するカート、けたたましいサイレンの音、
クラブハウスは戦場状態になりました。
お風呂に浸かりながら滝のような雨模様を眺め、
「こりゃ、中止にして大正解」とひとり納得しました。
山荘に帰還後、手分けして買出しに出発。
昨日、庵主様から"焼き方名人"の称号を賜ったN親方は時の勢いで、
新たな七輪も購入しました。そして今回第一作業班が"現役続行"を証明するために
取り組む小川脇の"憩いのスペース"作り。そのために必要となる杭ならびに縄も
なじみのマックスバリューで調達しました。
山荘に戻って、さあいよいよ作業開始。
N親方、N主任そして予備役班員の3名で場所の選定討議をスタート。
庵主様のご意見も取り入れ、小川に向かって右側のスペースを整地することで
落ち着きました。ビューの確保とスペースのゆとりを考え、10数本の樹木を伐採、
下草の処理を行った上で、3M×3Mの区画に杭打ち・縄張り作業を行って、
めでたく作業終了。縄で囲うだけでなんとなくイメージが膨らんでくる。
「ゴミロードの左右に杭を打ってもいいね」と新しい作業プランも。次なる作業を
どうするかは、またまた東京での打ち合わせを行うことになりそうです。
二日目は七輪を使ってのバーベキュー。
N主任持参の鮎の塩焼き、地元の野菜などなど。
・・・今日も食べ過ぎました。
翌日朝のN親方
予備役班員様から「お姉」と表現いただき、恐縮です。
今年初めての山荘訪問。東京との気温、湿度、空気の美味しさの違いにあらためて感動。いつもながら、ここにくると普段の不摂生が一気に浄化される感じがします。熟睡するせいか、弱い朝のめざめも普段よりは数倍ましな感じがします。(あれでもマシなのです!)
今回は、賄い班K&Y両名のおかげで、賄い班として何も作業せず、「黄金のラフ」の続きを読破し、皆が買出しの時間はオリンピックみながら昼寝するというお気楽モードで過ごさせていただきました。
心残りは、新名所「自由農園」訪問できなかったこと。トウモロコシを買って帰ればよかったと、ちょっぴり後悔。次回はぜひ。
庵主様は今もご滞在ですよね。羨ましい限りですが、下界も朝、夕の暑さは少し和らいできた感じもします。秋(?)の飲み会でまたお会いできることを楽しみにしています。
長らく食事班+予備役班として、実質的活動の無かったこのチーム。
しかし、今回はK棟梁の肝入りもあり、5月段階から企画会議(飲み9割)
を二度まで重ねて挑んだ夏の陣。
庵主さまの決断によって、設置場所が決まると、早速N親方が、その場所の木を切り倒し、
第一作業班の本領が発揮されていきました。
これはいつものことですが、やや大きめの木であっても迷わず切るのがN親方。
メリメリという音とともに「倒れるぞー!」の一声。
以前、庵主様の額を直撃したことの教訓が生きています。
あの時は血が出ましたもん。
しばらく工事が進むと、それまで日陰だったその場所に少しづつ木漏れ日が差し込み始め
なかなか確かなスタートとなっていきました。
事前の会議では、5M説(N親方)と3M説(K棟梁)の二説ありましたが、結果3Mに決定。
次回以降、この憩いスペース完成に向け、本格的な基礎工事ができる雰囲気に仕上がりました。
帰りの車中、Tお姉さんはパーゴラ風の屋根と白いハンモックをご所望。
この辺りは、元々は神戸のお嬢、かつフランス出張を重ねたややセレブ的感覚か?
しかし、きっと畳か茣蓙敷きで落ち着くのではないかと主任は予想しています。
この辺り仕上がりがどうなっていくかは、次回以降のお楽しみであります。
チェンソーが欲しいとか、草刈機が欲しいとか、時に暴走もある第一作業班。
班員帰京後に、ふとこの憩いスペースの仕上がりを案じられたのか?
庵主さまから、「秋の企画会議」の話が出ており、かなりバラバラのイメージを
シンプルに纏め上げるという、大事な詰めが宿題となっています。
またもや飲み9割会議だと、一向に進まない…かも知れない。
PS.~お願い!~
最近早寝の、茶坊主ことN主任が寝る前に詰めましょうね。
久しぶりに参加させていただきました、K作業班員兼賄い班員です。久しぶりの山荘の各作業班の施工内容に感服いたしておりました。あまりに久しぶりで、夜の涼しさ(寒さ?)対策を忘れており、半袖半パンのみの装備でヤバかったです。庵主様にお借りしたフリースが普通にちょうどよかった、東京では考えられない快適さでございました。
食事班長代理としましては、やはり、自由農園の野菜のすばらしい品揃えに感動いたしました。バナナピーマン、白ナス、巨大なズッキーニ(N主任妄想中)、珍しい野菜も、メジャー野菜も安くておいしかったです。
N親方の白樺製鳥小屋の製作も楽しみです。果たして今度こそ、鳥は来るのか?
肉に興味が薄れ、諸般の事情で酒量も適度な第一作業班の食事には野菜中心の健康志向で。
庵主様用に作り置いてきた、夏野菜カレーはうまく解凍して食しておられるでしょうか?
きのこの季節にも伺いたいものです。
ここに寄せられるコメントが、それぞれいわゆる
「ひとことコメント」の枠を超えている。
予備役班員の記事投稿も「月に吠える」ごとくだが、コメントの方も
「太陽にほえろ」みたいに!?
作業班というのは実はある変化形なのであるが、このブログも
進化の兆しありと。
これからの第一作業班に、興趣つのる思いです。
次の秋は、実りの秋の食材がたくさんあって・・・。
うっ、作業は?
♪♪♪ いいじゃないの 今がよけりゃ・・・。