2009年8月アーカイブ

秋の色

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遅まきながらのW大同期が昨日帰京。
山荘は、はや秋の気配。
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週末は総選挙。その喧噪の結末は山荘TVで観ることになろうか。
そんななか、20年前の8月のバルト3国の『人間の鎖』や、ハンガリーの『ヨーロッパピクニッック計画』を思い出す。すぐ続いて起ったベルリンの壁の崩壊.....。

例えば『人間の鎖』は文字通り命がけの体制への戦いだった。静かなしかし決然とした行い。自らと家族とを懸けた戦いの1票を200万人が投じて手をつなぎ、600キロ以上も続く人間の鎖となった。

翻って我が島国は、今度の総選挙がいかなる結果になろうとも、お天道様も米の飯も言語も宗教も習俗も、何も変わらないという「安全圏」にいる。政治がワイドショーになってしまうのも道理である。命掛けの1票というのも、まず無い。

こんどの総選挙の結果として生まれる体制は、その日から即、ワイドショーの好餌となる。自らが太らせた餌に食いつくコメンテーターの顔が浮かぶ。同意して快哉し野次を飛ばす我ら。マスコミのレベルは我らのレベルなり。

しかし、しかし.....。我々だって誇らしい政治を夢見る権利(同義で義務)があるわけだ。そういう期待、そういう希求、そういう決意。この国の状況から、どこまでいっても『人間の鎖』の人たちには及ばないものがあるにせよの希求と決意。
こんどの政治体制の崩壊のあとに、ほんとにRESPECTされる若き政治家が登場してくるのを老生は心から待っている。

蓼科の秋は、冬を告げ、さらにやがて来る春を告げている。
日本の「政治の秋」も、それは次に冬到来であるにせよ、やがて来る春を待つものでありたいわけだ。

蓼科秋色のなかで、とりとめなき想い。
庭では、命の限りと、蝉の声。




栗の木の家.JPG8月12日~14日にかけて第一作業班が来訪した。小生は滞在中。今回は例のW大同期の来訪と順序が逆になってしまって・・・。

それと今回はN作業主任、F元シェフ、Kシェフ代行の3人が都合で来られず、Y賄い班員が臨時シェフ代行となり、久しぶりのTY姉、5年ぶりのTS嬢・・・。作業班流れとしてはN親方とK予備役班員という面々。さらに、唐突にお誘いしたM商事の前田さんが13日の夜のBBQに参加し、思い出話の夜となった。

さて来訪の5人は高速道のお盆混雑を避けて「特急あずさ」でやって来た。列車に乗ったのはちょうど昼ごろだったが、N親方が「列車が動き出すまでは弁当を食べることを禁ず」とか指令を出し、楽しいひと悶着があったらしい。修学旅行気分で茅野駅へ。駅からはレンタカー。

以下は写真集&ちょっとコメント。

○まずはK予備役班員からのおみやげ。(ワインは小生が『なにか美味しそうなモノを・・・』と希望出ししたらしい?)。 それが特別なひと瓶となった。オーパスワンの大瓶! そしてイチローTシャツ。MLB記録の262安打の数字入り。わお。 いつもながら予備役班員の丁寧さには驚かされる。このオーパスワン大瓶はひと苦労して運び込んできたものらしい。特別な日のために・・・。 オーパスワンとTシャツ262.JPG○さっそくTシャツはイチローコーナーに展示

 

さて到着早々に小生が「里山風伐採」についてN親方に説明すると、買出し部隊を尻目に一人残った親方は、鉈を腰に差すお気に入りスタイルで、早速猛然と伐採を始めた。小生が大汗かきながらチマチマやっていたのとは切る大胆さ?が違う。もうこの人の快感世界かも。『かつては"緑の魔境"とか言って面白がっていたけれど、やはり木々や草木のためにも、見た目にも「里山風」が断然良い』と思いが一致。

○親方の得意スタイル。 そして右は買い物帰りにさっそく支え役となる予備役班員。

親方の雄姿.JPG

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12日夜の部の始まり。

○外では火熾し 炭熾し.JPG

○内では準備に入る「賄い3嬢」 賄い3嬢.JPG

 第一が「作業班兼食事班」となってきて久しいが、今回も前夜祭から力作。メインは今や前泊時の定番となりつつある「あさり大根」だが、そのほかに、手羽の炭火焼き、薬味充実の奴、TS嬢のあっさり小腹伺い・・・などなどがあり、更に特別出演みたいな「蒲鉾のウニ詰」もついに登場。(なんといっても、神茂の蒲鉾と礼文島のウニの組み合わせが、千両役者の競演の趣。)

○あさり大根鍋

アサリ大根08.JPG

上の写真は撮影データのごとく1年前の08年8月8日のもの。

下が今回。

アサリ大根鍋09.JPG

いかにも定番なり。これは購入時に店の亭主が丁寧にアドバイスしてくれ、大根は茹でておいてくれるという手間ものなり。粉山椒と実山椒も用意されて、梅安と彦さんもかくやという旨さ。蓼科の夜の涼風に似合う。

○次は待望の蒲鉾ウニ詰。切り取った貴重な残りの蒲鉾は、残ったウニに和えて供す。

ウニ蒲鉾.JPG

○豆腐の薬味が6種類

薬味だけでも6種.JPG

 美味と美酒に酔いしれた夜が明けた翌13日は、全員ややけだるい朝。しかして小生とT姉とは前田さんとのゴルフに向かう。あの宴のあとのゴルフは"古希唱え"の庵主にはちと酷だった。残りの面々はゆっくりと昼温泉に。今回は(先に第二作業班が新たに試行して好評の)唐沢鉱泉。数百mの登り坂をレンタカーはローギアであえいで走破したらしい。馬力の有る車が必要。ともあれここ好評なり。

○夜のBBQの前に「虫除けパッチ」でポーズの3嬢。虫は寄り付くまい。いやなに・・・。 虫よけパッチ.JPG○食材いろいろ。サザエ、ハマグリ、車海老、とうもろこし。前田さん用に手羽再び。別メインはダッジオーブンでの丸ごとキャベツ包み豚肉煮込み。食の競演。そしてオーパスワンも登場。

サザエの壺焼き.JPG ハマグリ.JPG 車海老とトウモロコシ.JPG

○ダッジオーブン料理は大変な手間。火と鍋との連係プレー。その分、おいしい。 上下から火.JPG

 

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賑やかに、楽しく、美味しく、夜は更けていった。    遠くに花火の音・・・ 。

○前田さんと記念写真

前田さんんを迎えて.JPG

大方が核家族化している現代の都会家庭では、ついに実現不可能な晩餐であろうか。

宝石のいっとき。

 

○伐採した木と枝を背後に記念写真。どっこい「作業班」も健在なり。

伐採職人の成果.JPG

今後は土木は設計にまわり(実作業は第三作業班か)、庭職人への道を歩むことになろうか。庭に木漏れ日差す。裏の道も含めて陽だまりが出来た。ニセアカシアをさらに9本ほど切ることにした。その様子を見てから更に枝の伐採へ。

(余談だが、当山荘のサッパリ風景に影響されてか、道をはさんだ前のお宅も、チェーンソーの音が響き渡った。)

○作業班の第一記念碑である裏周りの枕木道も、湿った木陰道から陽だまり街道へと変貌した。

陽だまりの裏道.JPG

2泊3日のなかに、来訪各位の思いがぎゅっと詰まっていた。

第一作業班は健在なり。 『年月とうまく寄り添いながら』、進化を遂げている。

素晴らしいことであろう。 

唐突だけれども、みんなでSeattleに行けたらいいなあー。自称古希の夢。

 

 

 

8月15日に記す

この日早朝からアレコレとTV。ゴルフ中継。マリナーズ。高校野球。阪神。
ちと面倒な三食の用意。伐採で光が多くなった庭眺め。自由農園での買い物。合間に洗濯。
そして、わずかなまどろみ。

またたくまに夜を迎え、たまたま、谷崎潤一郎と永井荷風の終戦前後を取り上げたNHK-BSを観る。彼ら二人の、驕慢、傲慢、奔放、自在....を知らされて、我が身と引き比べる。改めて分際を知る。悲哀は無し。むしろ何故か愉快なり。
ただ、空襲警報を近所に告げ回った3歳のあの頃を思い出して感慨あり。光陰。

快晴だった一日が終わり、今、山荘は雨の音につつまれている。
いつもながら、山荘で「期待した」読書は、いっこうに進まない。

無為の味わい。これも一興なり。




名古屋組、そしてT4C

恒例の名古屋組が来訪。8月2日〜3日。西川健一さん&辻博之さんコンビに加え、今回は中尾敦さんが初参加。小生が先に名古屋に出向いた時に3人と飲んだ縁もありで。中尾さんはゴルフの4人目としてでもあるけれど、何より待望の「料理人」として。
ゴルフの1日目は小生、雨を嫌って脱落。辻さんが好スコアだった。2日目は皆さん崩れて、なんと小生がベスグロだったが、書くほどのスコアではなし。
前後するけど、初日は到着早々「虫嫌い人間」の西川さん持参の虫対策グッズいろいろが屋外(結界と称する)、網戸、屋内とふんだんに使用された。人間がむせるほどに.....。
料理は中尾さんが奮闘。これまでの諸々(委細は略)に比べて西川さん曰く『山荘で初めてまともなモノを食った』と。 NEC_0190.jpg
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この写真、何故か中尾さんの顔がぼけている。初参加者への神のなせるわざか。はたまた。
ともあれ彼は「名古屋組の料理担当」として次回以降のポストが確約された。虫担当にトイレ掃除担当に料理担当と異色のトリオが出来上がった次第。
次は名古屋で再見。

追伸
小生は7月末に来て、8月17日ごろまで滞在予定。この間「個食」がなかなか面倒。ある日の昼食は以下写真。
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これは家人からのクール便を活用したので、まともなほう。特に右下の「鳥レバーとピーマンとコンニャクの煮物」は美味。しかしいつもこうは行かないので、先に山荘で自分が作った料理?の中では一番旨かった「味噌煮込みうどん」が食べたくなり、唐突ながら名古屋組に依頼メール。→結果、迅速対応で山本屋の味噌煮込みうどんがクール便で届く手配となった。持つべき者は友というか「よく出来た後輩」なり。

◎8日〜9日にかけてT4C組。山ちゃんや青木君などが仕事の都合で脱落して、澤井さん&谷貝さんの二人が癒し求め?来訪。『料理はインスタントを頑張ります』と驚異の申し立てなり。そしてやや失敗と言える「チゲ鍋」。ま、それはそれとして収穫は「農業大学校」に行ったこと。ここは、7月末にT4C社を退職したM君が「体験入学」する予定の場所。『スタッフとしては、OBのフォローも大切な業務です』とかご託宣。

『次回は山荘のキッチン用具を使いこなした料理を....。』と帰京後にメールあり。
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19_蓼科でセレブ気取り㈪.jpgのサムネール画像
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